心理リハビリテーション
[心理リハビリテイション」とは、トレ-ニ-(訓練を受ける者)とトレ-ナ-(訓練を行う者)とが、「マンツ-マン」で、トレ-ニ-の「からだ」を通して訓練を進めていくものです。対象は、[脳性まひ」をはじめ、「自閉・多動の子」に加え、最近では、「不登校の子」にも試みたケ-スが報告されています。
私が勤めていた、障がい児が通う学童でも、何ヶ月かに1回、心理リハビリテイションの講師に来て頂いて、職員への指導。子ども達への動作訓練の実施を行っていました。
子ども達には、
自閉症・ダウン症・ADHD(多動性障害)・アンジェルマン症候群・脳性麻痺・・・
いろんな子達がいますが、
その子達一人一人に向いた訓練があり、一対一で30分くらいかけて実施していきます。
| (1)動作と運動 | |||
|---|---|---|---|
| 動作は、身体運動として表現される主体の意志(意図)に基づく心理的・身体的活動の総体。成瀬(1985)は、人間が意図(意思)に基づき、その意図を実現化するために努力を行い、その結果が身体運動となって実現する一連の過程を「動作」と概念化している。 | |||
| (2)動作法とは | |||
| 動作法は、脳性マヒ児の動作不自由の改善を目的として開発されてきた動作訓練を他の障害児に適用する場合の方法と理論を指している。すなわち、具体的な特定の動作を課題として与え、それを適切に遂行するよう子どもに努力させる、その特定の動作の制御によって子どもの障害の特徴が変化するよう子どもの自己制御を促す援助法である。 | |||
| (3)動作法の特性 | |||
| ① 障害児との関わりが動作であるため、コミュニケーション手段として言語より直接的であり、子どもにとって明確である。 ② 子どもの反応も動作であるから子どもの心理過程と身体過程の状態が直接的に理解できる。 ③ 動作は能動的な活動であるから子どもの能動性を活性化できる。 | |||
| (4)動作法の過程 | |||
| ① 「対人交流(コミュニケーション)過程」 動作法では、動作を課題とすることから子どもの身体と援助者の身体とを媒介にした対人的交流が第1の過程である。すなわち、援助者と子どもとが身体を媒介にして出会い、子どもが援助者との二人だけの場面におかれた時に両者がどうのようにかかわり合うかが問題となる。 <動作課題の設定> 援助者が障害児の状態や特徴を判断し、適切な課題となる動作を設定して、その課題をもって子どもに働きか ける。 <共通課題化と体験の共有化> 子どもが援助者によって提供される課題を受けとめ、その課題に取り組みながら援助者の要請や意図 に気づき、それを受け入れ、自分の課題としてTh.と共に課題を遂行することにより、課題が援助者と子どもとの共通課題となる。この共通課題化を通してTh.と子どもに体験の共有化が生じる。 | |||
|
② 動作法の「動作制御過程」
言葉で説明しようとすると難しいですが、 腕が自分で曲げられない子には、声をかけ一緒に呼吸をしながら曲げ伸ばしをしたり、あるく時に傾いてしまう子には、一緒に歩いてみたり、ADHDの子には、安心する時間を与え、落ち着かせる・・ というものです。 どれにしても、毎日根気よく続ける事が大切です。 | |||
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 心理リハビリテーション
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://ayayaya.net/mt/mt-tb.cgi/9

コメントする